栃の木の拭き漆

出雲で改築される民家の、キッチン天板とカウンターを、拭き漆で仕上げさせてもらっています。

父が設計をしているお家で、今回は木材を探しに行くところからついていき、
木材を加工して頂く建具店さんと打ち合わせをして、7月後半から出雲に滞在して制作していました。
ようやく半分くらいの工程が終わり、1週間ほど家に戻ってまた8月初めから中旬まで出雲で制作です。

一番のなやみどころだった制作場所は、その建具屋さん、富田建具店さんの社長さんのお宅の一室を貸していただけることになり(しかも和室の仏間…!)、板を裏返すときは建具屋さんの職人さんに手伝っていただき、もうありがたいやら申し訳ないやらでみなさんには頭が上がりません。
どうか周りの方がかぶれないことを願うばかりの日々です。。

(富田建具店さんは風のとおる緑が気持ちいい場所にあります)

とてもきれいな栃の木、サテンのような光沢の杢が美しいです。
気合いを入れ直して、仕上げがんばります〜!

YUMU KUMADA

熊田悠夢 木彫作家

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